MUSE関連

間違えた後ニヤニヤしてるドム。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2987129

ウィンブリー裏側。マシューの素敵な発声練習あり。(オペラ調。)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2766164

クリスがイイ声。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2754571


ニコニコは貼れないのかなあ。やりかたがわからない。
まあMUSE好きにはちょっと楽しいんで見れる方はどうぞ。

最近MUSEばかりの記事ですいません。
もう少ししたら新たなプロジェクト始めますんで。

MUSE HAARP

ハープ(DVD付き)

ハープ(DVD付き)

発売から間もなく、アマゾンさんが届けてくれた。
オープニングの映像から、これまでのMUSEのオフィシャルDVDの中で
一番の金と力の入りよう。すばらしい。
中身は、一曲目からKnights of〜というセットリスト。
曲はおいしいとこドリの20曲。だけど正直あっという間。
どの曲も、何もかもがすごいクオリティ。衣装もステージも、MUSEが万全の用意をしてきたのがわかる。
あの上下赤のスーツを着こなせるのはマシューしかいないし、
緑のパンツを穿きこなせるのはドムしかいない。
(クリスお父さんは相変わらず全身黒。)
ドムに関しては、ところどころにハイライト、ローライトを使い分けた
おしゃれヘアーなのでドム好きは要チェック。
音に関しても、ブートと違って音が格段に良いので(当たり前か。)
ライブそのもの。来日の公演を思い出した。
良い意味で、彼らはZEPPもWEMBLEYも同じテンションで演奏しているし、
画像を使った演出なんかも来日のもの(というかBlack holes〜以降の演出)
の集大成といった感じでテンションがあがる。

個人的には、激しい曲も文句なくかっこよかったが、Invincibleがヤバすぎる。
感動的な演出、演奏が空気を変えていく様がDVDですら伝わった。

あと、マシューのギター関係に触れると、今回多用された赤ラメのManson。
使用頻度からいって相当マシューも気に入ってるみたい。
やっぱりド派手なギターが似合うと思った。音は相変わらずMansonの音だし、マシューの音。

とにかく全曲かっこいいし、その上値段が馬鹿みたいに安い。

ワーナーさん、ほんとありがとうございました。

迷ってたら買えばいいと思う。得しかしないはず。

BEST DISK

お久しぶり。
間が開いたのには、理由があったりなかったりなんですが、
これからは少しブログの守備範囲を広げようと思います。
(自分の買ったCDレビューのみとか、縛りすぎたのは自分ですが。)
まあ今までよりかはラフにやろうかな。と思ってます。
基本的にジャンルレスで良い物は良いという姿勢は変わらないんで、
そんな感じのプチリニュです。

じゃあさっそく再開一発目。
http://d.hatena.ne.jp/tttttt/さんとの共同企画。
2007年の思い出をベストディスクという形で発表してみよう。
じゃあ、スタート。

一位。ア....

Favourite Worst Nightmare

Favourite Worst Nightmare

2007年一番良く聴いた。アレックス君の歌を筆頭に、本当にニクい4人組。
ただただカッコいいよあんたら。
この作品に関しては生活のシーン問わず聴けた。自分の気分を上げたいときに何度もお世話になった。
うん。自分的には文句なし。

二位。ス....

Zeitgeist

Zeitgeist

祝再結成。これぞスマパンという仕上がり。
轟音ギターにドリーミーメロという彼らの王道まっしぐらだけど、この感じは彼らしか出せないんだよね。
個人的にスマパン全作品の中でも一二を争うぐらい好き。
よかったねビリー。良かったよジミー。

三位。6...5..

Destruction of Small Ideas

Destruction of Small Ideas

このバンドの音はほんとに好き。
自分がこういう方法論というか表現の仕方が好きだと再認識させてくれた。
インストなのにこの破壊力。繊細な暴力性が心に響く感じがする。
特に夜この作品を聴きたくなる機会が多かった。

四位。マム...

These Things Move in Threes

These Things Move in Threes

英国産のスタイリッシュさとともに、何か楽曲がキラキラ輝いてるところが魅力的。
PVも好きだし。機会があればライブも観てみたい。
この作品は街を歩くときなんかに特に良く聴いた。街が輝いて見える。

五位。.....

Icky Thump

Icky Thump

ジャックの才能に魅了される。聴くたびに違う発見があるし、ブルース的ギターアプローチも良い。
シンプルイズベストなストライプスから比べると、作り込んでる今作も好き。
朝一のストライプスは、出撃準備って感じになるからイイ。

六位。ジミ...

Chase This Light

Chase This Light

1曲目からおかえりジミーっていいたくなる。
やっぱりこのエモいメロはジミーの得意技ですな。
あとは後半のしっとりした部分も好き。

七位。レディお...

In Rainbows[輸入盤CD](XLCD324)

In Rainbows[輸入盤CD](XLCD324)

コメントではOKに近くなるとのことだったけど、
自分的感想としては今までの集大成って感じ。独創的で新しいくて良いんだけど、
ちょっとスマートで軽い印象かな。
個人的にはHail〜の鬼気迫る感じが好きなんだ。

八位。This...

AWAY WITH THE SWINE + 4

AWAY WITH THE SWINE + 4

2007年衝動買いの中で一番の当たり。
深く深く沈んでいき、一気に浮上するような、ふり幅の大きさが良い。
音の質感も、とても鋭角的な部分と丸い部分の対比がされていて美しい。
じわじわと好きになっていった作品。

九位。nin....

Year Zero

Year Zero

暗いninもいいけどさ、明るいninもいいよね。
何か吹っ切れた感のあるアルバム。
ただこの作品と向き合うのには覚悟というか、カロリーがいるんで、
普段何気なく聴けなかった。作品は良いんだけど。

十位。..

In Our Bedroom After the War

In Our Bedroom After the War

この二人の歌声(周波数?)は本当に自分の心をよく揺さぶる。
こういうエモさが個人的にはすごく好きです。
コレ聴くと何か、色んな事を思い出したりする自分がいる。

十位以下だけどよかったよ...

  • Bjork/Volta
  • Make good your escape/Make good your escape
  • Union of knives/Violence & Birdsong

以上でした。2007年は自分でも色々発掘したんですが、
http://d.hatena.ne.jp/tttttt/のttttttさんが良作をたくさん発掘してくれたので
よりバラエティに富んだ音楽ライフが送れました。ありがとう。


今年はどんな作品に巡り会えるか楽しみです。

そんな作品たちとともに、このブログの展開にも、乞うご期待。

Kenotia

You've Dug Your Grave

You've Dug Your Grave

ちょっと視聴して購入。
ジョージア州出身の4人組。
今作が1st。
ありそうでなかった女性VoのEmo/Punkバンド。
楽曲も、Voを際立たせるよう配慮されている。
耳に届く、エモ楽曲と女性Voが新鮮で楽しいと思う。
ただ、Voも楽曲もオリジナリティーの確立まであと一歩という印象。
2005年結成の若いバンドなのでコレからの進化に期待。
良くも悪くもVo次第のバンドなので、
彼女が表現力を増し、個性を確立できれば驚くような傑作の予感も。

  • ボーカルの声:87点
  • 楽曲の展開:85点
  • 組み合わせの新しさ:89点

○総評 女性が歌うエモというものに新しさがある。
    だが、逆にただ女性が歌っているだけというのでは意味がない。
    男性、女性に関わらず、スキルはもちろんだがシンガーに大切なのは
    個性だと再認識した。彼らは2ndでどんな進化を遂げてくるか楽しみではある。

Sigur ros

HVARF-HEIM~消えた都

HVARF-HEIM~消えた都

ファンなので購入。
待望の5thアルバム。
これまで彼らが表現してきた世界観が近作でも聴ける。
楽曲は暖かさと冷たさを行き来し、それはまさにアイスランド
自然なのだろう。それをそのまま感じることができる。
楽曲を聴いて、これほどまで頭の中に風景を映し出すことのできる
アーティストはそうはいない。
全ての音にしっとりとした質感があるので、耳にすんなり入ってくる。
彼らの音楽を聴いている時だけは、自然、人、それらを取り巻く空気さえも
sigur ros 色に染まる。素晴らしい。

  • 音の質感:96点
  • 世界観:95点

○総評 この音楽は彼らにしか創れない。人の心に染み入る音楽というのは
    こういうものなのだろう。生で見て、聴いてみたいと強く思うバンド。

We the Kings

We the Kings

We the Kings

ジャケ買い
フロリダ出身の4人組。
サウンドとしてはポストBoys Like Girlsという感じ。
エモ直系の青春サウンド
最近この系統のバンドが多い中、サビ、コーラスにキラリと個性有。
Jimmy Eat Worldや、Weezerを髣髴とさせるキャッチーさがある。
今作が1stなのだが、完成度はかなり高い。
ほとんど捨て曲がないというのもポイント高し。
1stらしい蒼さと初期衝動がぎっしり詰まっているという印象。

  • ボーカルの声:89点
  • コーラスワーク:91点
  • 青春の輝き:95点

○総評 1stでしか出せない蒼さと危うさ。ストレートに良いと感じた。
    しかし決して勢いだけではなく、曲のクオリティもかなり高い。
    この調子で2ndへと成長してくれることを期待する。
    純粋に良い曲、万人に愛される曲を書けるバンドだと感じた。

Copeland

Dressed Up & In Line

Dressed Up & In Line

ファンなので購入。
Emoバンドとして不動の人気を誇る
フロリダ出身バンド。
現在はBaのJamesが脱退し3人組に。
今作は4作目となるB-side集。
しかし、実際聴いてみると、B-sideというより、Unpluggedアルバム。
基本はギター、ピアノと声。ストリングスなどの使用も最小限。
それによってボーカルの声と、メロディの美しさが際立ってくる。
「本当に良い曲はギターもしくはピアノと歌のみで成立する。」
という、結成当初からの彼らのポリシーが、そのまま形になったという印象。
ここまでAcousticにこだわるバンドも珍しいが、
それほど彼らは、作り出すメロディにこだわりがあるのだろう。
1音1音が吟味され、紡がれていく。
本当に彼らの楽曲はAcousticが似合う。

  • ボーカルの表現:95点
  • アレンジ:92点
  • 完成度:94点

○総評 今作はよくある、メンバー脱退による次回作延期を誤魔化すための
    苦し紛れのB-side集ではなく、しっかりとしたUnpluggedアルバムである。
    このアルバムでCopelandが、飽和状態になったEmoというシーンを飛び出し、
    後世に遺せるような傑作を、創造できうる才能を持っているということが証明された。
    確実に1作ごとに階段を上がっている。次のフルアルバムが楽しみだ。